2023年12月16日、道内主要書店で発売!

 

改訂版 さっぽろ野鳥観察手帖

河井 大輔/著
諸橋 淳/写真・イラスト
佐藤 義則/写真

定価2,200円(本体2,000円+税10%)
四六判並製
288ページ
ISBN 978-4-906740-61-1 C0645

庭やベランダにやってくる鳥たちの観察に最適―〈おうちでバードウォッチング〉のススメ

  • 2019年の発売以来、「写真集のような図鑑」と女性から圧倒的な支持を受け、累計1万部を突破した入門者向けの野鳥ガイドが、プレゼントに最適な表紙デザインはそのままに初の改訂!
  • 今回の改訂では、近年札幌で見られるようになった野鳥「ダイサギ」を6ページ増補するとともに、記述内容を一部改めたほか、最新の鳥類目録第8版にあわせて学名も修正しました。庭やベランダにやってくる鳥たちを観察するのにぴったりの、道内各都市でも使える〈都市型図鑑〉最新版です。
  • ポイント1:選りすぐりの多彩なアングルと背景を生かしたデザインで、目の前にいるかのような臨場感が。さらに、それぞれの鳥ならではの魅力と生態環境を伝えます。
  • ポイント2:「見分け」に役立つ着眼ポイントを、写真を生かしたわかりやすいデザインで解説。初心者から上級者までが楽しめるように工夫しました。
  • ポイント3:ネイチャーガイドでもある著者が、鳥たちのユニークな生態をやさしく、深く解説。エピソードを通してその暮らしぶりを紹介します。

誌面

愛らしいポーズの鳥たちと背景を生かした生活環境のわかる写真で見分けのポイントを解説します

目次

はじめに
本書の構成
札幌の野鳥について
掲載種一覧
緑地の鳥
水辺の鳥
野鳥のしぐさを「観て」みよう
バードウォッチングをより楽しむために
和名さくいん
参考にした本/写真提供者
あとがき

「はじめに」より

本書は日本最北の政令指定都市・札幌の公園林や緑地で観察できる野鳥を紹介したものです。北は茨戸川、南は滝野、東は平岡、西は手稲山麓および定山渓くらいまでの範囲で、タイミングさえあえばふつうに見られる基本種を対象としました。(中略)バードウォッチングは鳥の名前を知らなくても楽しめますが、概ね100種ほどの代表種をおさえておけば、どこへ出かけても劇的に野鳥散策が楽しくなるでしょう。
図鑑によって鳥の並べ方(掲載順)はそれぞれです。(中略)初心者から中級者を対象とする本書は、あえて学術的な配列にはこだわりませんでした。スタートは身近な鳥の代表選手であるスズメからとし、「緑地の鳥」(99種)と「水辺の鳥」(24種)を、それぞれの鳥が属する46のグループ(仲間)ごとにまとめています。
また本書ではテキストも通常の図鑑的な記述をなるべく避けるようにしました。(中略)学術的な正確性よりは、あえて専門用語を用いない簡略化した表記とすることで、初心者の方にも気軽に読んで頂けるようなスタイルを目指しました。

著者プロフィール

著:河井大輔(かわい・だいすけ)
1964年大阪生まれ・東京育ち。ネイチャー系ライター&エディター。主な著書に『新訂 北海道野鳥図鑑』(亜璃西社)、『北海道の森と湿原をあるく』(寿郎社)、『奥入瀬自然誌博物館』(奥入瀬自然観光資源研究会)など。

写真・イラスト:諸橋 淳(もろはし・じゅん)
1965年札幌生まれ。ネイチャー系イラストレーター&フォトグラファー。高校時代より野鳥の撮影をはじめる。特定非営利活動法人雨煙別学校環境教育リーダー。著書に『新訂 北海道野鳥図鑑』(亜璃西社)など。

写真:佐藤義則(さとう・よしのり)
1964年羽幌町焼尻島生まれ。鳥類調査員&写真家。喫茶「自家焙煎ヤマガラ珈琲」経営。『新訂 北海道野鳥図鑑』(亜璃西社)、『庭にくる野鳥ガイドブック 北海道 冬編』(日本野鳥の会札幌支部)などに作品を提供