ノンフィクション

北海道 大地の理(ことわり)―北の鼓動に耳を澄ませて

秋野禎木/著

時のアセスメントや狂牛病全頭検査など〈北海道スタンダード〉ともいえるの施策を打ち出した元道庁マンで副知事を務めた磯田憲一。その軌跡から北海道の過去と未来を見つめ直すノンフィクション。

 

心の決めたままに―母と紡ぐ、わたしの半生記

浅井洋子/著

創立80周年を迎えた「札幌ファッションデザイン専門学校DOREME(ドレメ)」名誉校長による自叙伝。女性の社会進出を先駆けた母・淑子の背を追い続けた“ありのままの生き方”を赤裸々につづる。

[きのとや]の挑戦―長沼昭夫の菓子づくり人生

長沼昭夫/著

札幌の洋菓子メーカー「きのとや」創業者の著者が、自社と自らの歩みを回顧。社員の幸せとお客様の感動を菓子づくりに託した、そのフロンティア精神と会社経営の肝要をつづる。

 

瑠美子、君がいたから―二人で歩んだ人生ノート

高井保秀/著

肺腺がんが脳へ転移し「がん性髄膜炎」となった妻と緩和ケア病棟での233日間におよぶ孤独な闘い。症例の少ない病状を克明に記録し、最愛の人との出会いから看取りまでを綴った、亡き妻への鎮魂歌。

教えて、北海道のがん―どさんこドクターに聞く

高橋將人/著

がんのスペシャリストである「北海道がんセンター」副院長の著者が、がんに関する正しい知識を手ほどき。がんについての医療エッセイとQ&Aで、北海道のがんの実像を伝えます。

 

南極あすか新聞1987―初越冬の記録

高木知敬/著

1987(昭和62)年、昭和基地から670㎞離れた大地にあった日本第3の南極観測基地「あすか」。30余年を経て、日々の記録を綴った計305号分の手書き日刊紙をデジタル化。極地での暮らしぶりがここに蘇る!

三角山放送局 読むラジオ

らむれす/編著

2018年に開局20周年を迎えた三角山放送局。本書は創業者の故木原くみこさん生前最後のインタビューや、声を失ったパーソナリティ米沢和也さんの挑戦を紹介。さらに、20年史やパーソナリティ名鑑などでその歩みを振り返ります。

 

あの頃、俺たちは事件記者だった

錦織俊一・亀山良三・林芳朗・合田一道/著

高度成長期前夜、事件記者として釧路で激烈な報道合戦を闘った四人の男たち──。夜ごと酒亭で語り合った熱き時代の記憶を、数々の事件とともにつづったノンフィクション。

オホーツク鮭物語―時代に翻弄された網元一家

佐賀郁朗/著

道北・枝幸で鮭定置網漁の草分けとなった、明治期から続く網元・佐賀家。GHQによる漁業改革によって命運を左右された、網元一家の苦闘を描く異色のドキュメントノベル。

 

議会に風穴をあけたやつら

陽太千裕(よだ・かずひろ)/著

気鋭のジャーナリストが綴る、地方に活力を与える10人の記録。

議会に風穴をあけたやつら、その後

陽太千裕/著

愛するわがまちを変えたい!そんな思いでけっぱる、なまら素敵な北海道の地方議員たちの活躍ぶりを、20年以上取材を続けてきた著者ならではの距離感でリアルに描いた、力作ルポルタージュ。

 

たいせつな家族 犬と猫を看取る

伊藤哲也/著

ペット高齢化時代を迎え、愛する犬や猫をどう看取るのか? つらい別れを経験した5人の飼い主の物語を軸に、動物との心の絆から、介護、火葬、ペットロスまでを考えます。動物病院や葬祭業者の道内データも収録。

和子 アルツハイマー病の妻と生きる

後藤治/著

最愛の妻がアルツハイマー病に…。そんな元高校教師の著者が、教え子たちに励まされながら綴ったケアレポート。

 

響け「時計台の鐘」

前川公美夫/著

名曲「時計台の鐘」の知られざる誕生物語を、丹念な取材で徹底的に解き明かす異色のノンフィクション。CD付き。

家庭介護を知る本

杉本鶴松/著

在宅介護のノウハウを、イラスト入りで分かりやすく具体的に紹介。公共や民間の在宅サービス徹底利用法も掲載した親切ガイド。

 

学校へ行きたい 北星余市高の新しい試み

廣瀬誠/著

北星余市高校が試みた「転・編入制度」の実情を通して、教育の本質を真摯に問いかける、書き下ろしノンフィクション。

ある地方博の死 世界・食の祭典'88の検証

鷲田小彌太/著

1988年、北海道を舞台に未曾有の赤字を出した「世界・食の祭典」。その問題点を豊富な資料や証言で分析・検証する。