戦後間もない大阪の下町を舞台にした、青春ラプソディー

 

通天閣の消えた町

沓沢久里/著 ささめや ゆき/画

本体1,600円+税
四六判ソフトカバー
240ページ
ISBN 978-4-906740-28-4 C0026

面白うてやがてドスンと心に響く、大阪・青春ラプソディー!

戦後間もない大阪の下町を舞台に、ひとりの少女が逞しく成長する姿を、札幌在住の著者が自らの半生に重ねて綴った連作小説集。戦時中の火災で通天閣を失ったものの、エネルギー渦巻く大阪・阿倍野。そこに疎開先から戻った主人公・昌子の高校入学から大学受験、学生運動、そして恋を経て逞しく成長する姿を綴った、これぞ大阪・青春ラプソディー。

80歳をこえてなお小説を刊行しつづける 沓沢久里さんの文体の瑞々しさに圧倒されました

―画家・ささめや ゆき

目次

通天閣の消えた町
待兼山ラプソディー
おとうと

著者プロフィール

沓沢久里(くつざわ・くり)
大阪市生まれ。1954年(昭和29)、大阪大学法学部卒。結婚後、東京、函館を経て、1969年(昭和44)より現在まで札幌に在住。同人「昴の会」代表。2004年(平成16)より、札幌市民芸術祭・市民文芸委員を努める。